今の現実に

＜福島第１原発＞４号機の燃料取り出し完了…廃炉なお遠く

毎日新聞 12月20日(土)20時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000067-mai-soci


この様な状況の中で、除染して帰宅を進める事に危惧を抱きます。
全ての燃料を取り出し、再び高濃度の放射性物質が飛散する危険を一切排除し、
その後で除染を行い、帰宅を論じるべきではないかと思います。

世代を超えての時間が必要なら、
仮設ではなく、新たな街造りを国が責任を持って行い、
被災された方々全員が、新たな生活を安心して行えるようにする事、
その様な政策や姿勢が、政府や東電に求められているかと思います。

壊れた原子炉があり、そこには目処の立たない高濃度の汚染源がある、
その事実は、誰にも変える事は出来ないかと思います。

都合の悪い事は隠し、目先の利益を最優先にして、
既に終わったかのような、既に目処が立ったかのような姿勢で、
再稼働を優先する政府や電力各社、選挙カーの様な安全の連呼ではなく、
万が一、事故が起きた際には国や電力各社が被災者の生活を、
仮設や汚染源の近くに強引に追いやる事無く補償する姿勢が、
理解を得られる最善の方法かと、私は思います。